11月6日(土):晴れ 砥石の種類(ディスクサンダー)

 全てのケレン作業が終了したので、これまで 試したディスクサンダーの感想を
纏めておく。

 1)砥石(ディスク)は、紙製、ナイロン製、石製?があった。

 2)砥石の固定方法は、マジックテープ式、ネジ式、砥石と一体(本体とネジ固定)

 その他に 
  砥石の番手(粗目)や ディスクの回転数(5000rpm~12000rpm)もケレンに関係する。

下の写真で順番に説明します。

 1)写真1:ディスクサンダーに附属しているマジックパッド+紙製砥石(#40、薄紙)

  → 回転数:5000rpm(Min)の為もあるが、破風板のケレン用としては耐久性がない

     最初は綺麗に剥離できるが、2~3mでスレてしまう。
    更に続けると、マジックパッド側にダメージがあるので要注意。

    私も慣れないせいもあり附属のマジックパッドをダメにしてしまった。

 2)写真2:新しいマジックパッド(\980)+紙製砥石(中厚、#40、\193)
  → 購入した紙製砥石(中厚、#40)は耐久性があり、結構使える
    もしかすると、この中厚を3~4m毎に変更してケレンするのが
    最も安上がりかも知れない。 

 3)写真3:ネジ式パッド(\872)+紙製砥石(中厚、#40、\193)、回転数:5000rpm

  → ネジ式パッドと紙製砥石(中厚、#40)は、合わない

    紙が柔らかいので、外側だけがすぐにスレて真ん中は減らず残ってしまった。

 4)写真4:ネジ式パッド(\872)+紙製砥石(厚紙、#36、\130)、回転数:12000rpm

  → 塗料剥離は#36とあったが、実際にやってみると目が粗すぎて木まで削れる

    しかも、ささくれ立ったしまった。
    厚紙の砥石の場合は、番手を#80~120にしないと2度掛けが必要となる。

 5)写真5: 砥石ネジ一体型(ナイロン製?、\1239)、製品名:ユニブラック

  → 一番高価だが、綺麗に剥離でき耐久性もある。 
    とは言っても、一個1200円で10m程度ケレンできた。
    全部の破風板をケレンすると約4倍の5000円程になるだろう。

 6)写真6: マジックパッド+ナイロン製砥石(#80、\551)

  → 紙より耐久性があり5~6mのケレンができた。

    但し、紙製と同様に外側からスレて段差の境のケレン残りが目だってくる。
    ユニブラックとの差は、この辺の段差の境。

 7)写真7: 専用パッド(ネジ式、\221)+金属用砥石(ナイロン製、\473)

  → 塗料の剥離には、不向きだが、金属の艶出しには非常に威力を発揮する

    錆びも表面的錆びなら綺麗に研磨できる。 深い錆びは無理。

 8)写真8,9: 屋根の継ぎ目のトタンや軒のトタンは、手でやすり掛けが必要。
  → そのとき使用したのが、ナイロン製やすり。